２０１０ギリシャ

２０１０ギリシャ

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８日間の旅

個人手配旅行
エールフランス航空（21:55成田発）利用、パリ経由、ギリシャの旅８日間
航空券、ホテル、レンタカー予約

　【航空券　112,000円　・燃油ｻｰﾁｬｰｼﾞ　24,260円　・成田使用料　2,040円　

・現地出入国税　10,570円】　[114.97円／1ユーロ]

　5/25成田空港･為替ﾚｰﾄ

アフロディーテ
Aphrodite

ゼウスとディオネの子で、美と愛欲の女神。肉欲の女神でもあり、優雅でセクシー。裸の姿が多く、有名な「ミロのヴィーナス」もこのアフロディーテの像である。

4:00

ホテル・チェックアウト

　Τσεκουρωνω　παρακαλω.
　(ﾁｪｸﾛｰﾉﾊﾞﾗｶﾛｰ)
　チェックアウトお願いします

メテオラ・ホテル～デルフィ遺跡　【- 240km -】


Kalampaka(1.9km) - E92/6(24km) - E65(115km) - E75/1(9km) - E65/27(64km) - 48(12km) - Delfoi(1.5km)

携帯用ハンディGPSナビ(nuvi250)をデルフィ遺跡にセット。デルフィ遺跡までは240kmあり、すべて一般道である。トリカラからラミアまでは1つ峠があるが、ひたすら一本道で、ラミアからデルフィまでは、ずっとくねくねした峠道が続く。交通量はほとんど無く、自分のペースで景色を楽しみながら運転することができ快適である。

BMW116i

BMW116iは6速マニュアルで、アイドリングストップ機能付き。最初はエンストしたかと焦った。リモコンキーをセットし、更にブレーキを踏んでからスタートボタンを押しエンジンを始動する。エンジンは直列4気筒DOHC、1,599cc、122psである。峠道もグイグイと加速し、何のストレスもなく車は進んでいく。

7:00

デルフィに到着

予定より1時間ほど早くデルフィに到着。デルフィ遺跡の前には駐車スペースがないので、隣にある博物館前の道路沿いに車をとめる。

少し休憩しデルフィ遺跡へ

8:00

デルフィ遺跡

[Αρχαιος Δελφοι]

　(6ユーロ)

オープン時間の8時にチケット売り場に到着。遺跡と博物館の共通チケットを購入しようとすると、博物館の開館は13時30分だけど良いのかと聞かれる。ここを12時30分に出発しないと、飛行機に乗り遅れてしまうので、遺跡のみのチケットを購入。事前に調べた時は12時開館だったのに。残念!

アポロン

世界の中心「大地のへそ」

パルナッソス山の麓の斜面に紀元前2000年頃に建設された都市国家である。当時、この地は「大地のヘソ」、つまり、世界の中心地であると考えられており、アポロン神殿が築かれて、秩序と音楽の神アポロンの信仰の中心地として栄えた。この神殿では、ピュティアと呼ばれる巫女によるアポロンの神託が行われ、神殿を中心としたアポロンの聖域には、紀元前6世紀ころの全盛期を偲ばせる遺跡が残されており、世界文化遺産に指定されている。

デルフィ遺跡は、当時の参拝と同じ順序で回れる。遺跡の入口から曲がりくねった参道を登ると、険しく迫る山をバックに、アポロン神殿がある。参道の両側には、多くの都市国家が神託のお礼として献上した宝庫や奉納記念碑が建ち並んでいる。

スパルタ人の記念館[Admirals of the Spartous]

階段を登ってまず最初に見えてくるのは、スパルタ人の記念館。紀元前405年のエゴスポタミの海戦で、アテネを破ったスパルタが奉納したもので将軍や神々のブロンズ像37体が飾られていたという。

アルゴス人の記念碑[Kings of Argos]

アルゴスがシチリア島にメッシナの町を作ったことを記念して建造。かつてはアルゴス王10体の奉納像があった。

「世界の中心」デルフィ
古代、ギリシャ人たちは、地球は平らな円盤状のもであると信じていた。彼らは、自分たちの住む国はその中央にあり、その中心点はデルフィの聖地だと考え、「大地のヘソ（オンファロス）」と呼んだ。ここに、へその石のレプリカが、本物はデルフィ博物館にある。

アテネ人の宝庫[Treasury o the Athenians]

アテネがマラトンの戦いに勝利した記念に建てた宝庫。入り口に2本の柱をもつドリス式建築物である。正面にはアテネとアマゾンの戦いを描いたレリーフが飾られている。

アテネ人の宝庫のそばにブレフテリオンと呼ばれる建物跡がある。オリンピアと同様にデルフィでもピューティア祭が4年に一度行われ、スポーツの祭典だけでなく演劇祭も行われていた。ここ「ブレフテリオン」は祭典を仕切る評議員達が会合を開いたところである。

ナクソスの柱[Sphinx of the Naxians]

6世紀後半にナクソス島民が奉納したイオニア式の柱で現在は台座のみが残る。柱頭には、女性の頭部、ライオンの肢体、鳥の翼を持つスフィンクス像があった。

アテネの柱廊[Stoa of the Athenians]

ペルシア戦争後、アテネが戦利品を納めるために建てたもので、3本のドリス式の柱が残る。有名なポリゴナルの壁はカミソリ一枚入らないと言われるほどの緻密な造りで、紀元前478年の技術で造られたとはとても信じられない。

アポロンの神殿[Temple of Apollo]

紀元前6世紀建造の神殿は焼失し、紀元前370年ごろに再建されたものが残る。幅23m、長さ60mのドリス式建築で現在では、6本の柱が復元されている。

アポロンの神殿復元図

神殿は38本のドリア式列柱が前室、内室、後室を取り囲む典型的な様式だった。内室にはアポロン像が置かれ、前室の地下に「大地のヘソ（オンファロス）」とされた石があって、そこで神託が行われていた。神殿前室の壁には、古代七賢人の格言が刻まれていて、そのなかのタレスの有名な「汝自信を知れ」という言葉は、当時の生活規範であった。

劇場[Theatre]

紀元前4世紀ごろの建築で、5000人を収容する客席を持つ。現在残っているのは紀元前2 世紀に再建されたもので、ピュティア祭での演劇などもここで行なわれた。

少し前に下から見上げていた山がもうすぐ近くに。劇場、アポロンの神殿が…、上部から眺めるデルフィの聖域は、周囲の荘厳な景色とマッチして神秘さを増す。

競技場に

競技場[Stadium]

ピュティア祭でスポーツ競技が行われた所で、トラックの長さは178m、幅26m、観客席は7000人収容されたといわれる。競技場の両端にはスタートとゴールの位置を示す大理石の埋め込みが残されている。


	デルフィ遺跡の周りにもネコがいっぱい。日本から持って行ったキャットフードをあげると、美味しそうに食べている。

10:00

一休み

デルフィ博物館の横にオープンカフェがあったので休憩することに。のどが渇いたのでシャーベットを注文。ネコも椅子の上で一緒に一休み。

デルフィの街へ　(500m)

10:30

観光案内所

メイン通りを歩き始めると、ドアの前にデルフィ遺跡の復元模型が飾られている。ここは観光案内所だった。中に入ると民族衣装を着たマネキンが所狭しと飾ってある。

デルフィの街をブラブラ歩く

通りの両側にはホテルやカフェ、ショップがずらりと並んでいる。そして、道路には多くの車が駐車されていて狭い道路がさらに狭くなっている。町全体が山の斜面にあることから、通りのところどころに上下に抜ける階段がある。朝食を食べていないのでレストランを探すことに。

11:00

カフェLaVistaで食事

タベルナ・レストランEPIKOUROSで食事をする予定だったが、まだ営業前のようなので隣のカフェLaVistaで軽く食べることにする。断崖に面した広いテラスから、眼下にはオリーブ畑、遠くにはコリンティアコス湾を望むことができ景色は最高である。

Συγωμη.
(ｽｨｸﾞﾉｰﾐ)
すみません

駐車場へ　(800m)

12:00

デルフィ遺跡～エレフテリオス・ヴェニゼロス空港　【- 198km -】


48(47km) - 3(45km) - E75/1(75km) - E94/6(25km) - 62(5.5km) - Airport(0.2km)

48号線(47km)

空港までは198kmの道のり。その内、前半のテーペ(Thiva)までの92kmは一般道で残りは高速道路である。携帯用ハンディGPSナビ(nuvi250)を空港にセット。しかし、テーペまでの道路が画面上に表示されず未対応である。48号線と3号線を行けばいいので間違わないだろう。

アラホバ(Arahova)

しばらく走るとアラホバ(Arahova)の街を通過する。赤い屋根が折り重なって街全体が素敵な雰囲気に包まれている。ここは、スキーリゾートの街で有名なのだそうだ。南国のギリシャでスキーができるなんて、全くイメージにないけど、この近くにパルナッソススキー場があるらしい。

BMW116i

3号線(45km)

この国では他の国とは違った運転習慣があり、特に街道を走っている場合に適用される。追い越し車が近づいて来たら道路の右端に寄り、路肩があればそこを走るくらいに寄る。中央線側を空けて2車線道路を3車線、4車線に使うようだ。郷に入れば郷に従え、この習慣を理解して安全なドライブを心掛ける。

13:00

Lidlスーパーマーケット


高速道路に入る手前にスーパーマーケットを発見。LiDLというディスカウント・スーパーマーケットでヨーロッパを中心に約8000店あるチェーン店だった。店に入りお土産を探す。

14:00

Olympus Plaza Food Parks


高速道路に入りOlympus Plaza Food Parksというサービスエリアで休憩する。ピザとコーラを購入、4.8ユーロ。

BMW116i

E75･E94･62号線(106km)

高速道路も交通量は少なく快適、自分のペースで走行。予定の15時30分前には空港に到着できそうである。途中、料金所が3ヶ所あり計5.50ユーロかかる。アテネ市内に入ると交通量が急に増えるが渋滞までにはなっていない。あと少しで到着なので気を引き締め、安全運転に心掛ける。

15:00

エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(ATH)
[Διεθνες Αεροδρομιο Ελευθεριος Βενιζελος]

レンタカー返却

(今日の走行距離は445km。2日間で882km。)

Car Renral駐車場のNationalの駐車スペースに車を置くと、すぐに係りの人が来て、車の外と中をチェックして返却終了となる。

チェックイン

駐車場から出発ターミナルまで200mほど歩き、エールフランスのチェックインカウンターを探す。時間が早いのか見つからないので少し時間をつぶす。目の前では荷物のビニールラッピングサービスをやっていて、ビニールをスーツケースにぐるぐる巻き付け手際良く作業している。自動チェックイン機で搭乗券を印刷しカウンターへ行き手続きをする。重いものは機内持ち込みのキャリーバックに入れたのでスーツケースの20キロ制限内は問題ないはず。搭乗ゲートで5日前にパリの空港で知り合った後藤さんに再び出会う。なんと帰りも同じ便である。

Εχω δυο κομματια των αποσκευων.
荷物は2個です

17:45

アテネ発　【エールフランス航空】
AirbusA321(AF1833)　--->　Boeing777-300ER(AF278)

　17:45　アテネ発(AF1833)
　20:10　パリ着［ｼｬﾙﾙ･ﾄﾞ･ｺﾞｰﾙ空港］
　23:35　パリ発(AF278)
　18:00(6/1)　成田着

[アテネ 17:45

パリ 20:10]

パリ［ｼｬﾙﾙ･ﾄﾞ･ｺﾞｰﾙ空港］

[パリ 23:36

成田 18:00]

定刻通り17時45分アテネを出発。パリのシャルル・ド・ゴール空港で乗り継ぎである。到着ターミナルの2Dから出発ターミナルの2Eまで移動する。しかし様子が変なのでモニターで確認すると出発は2Dになっていた。23時35分成田に向けパリを出発。寝不足だったせいか食事以外はほとんど寝ていたような…。フライトは順調、到着予定時間どうりの18時に成田に到着。前回の旅行で発見したスーツケースのヒビの大きさが気になるので、空港でトランクの破損を申請。無料で修理してくれる。