２０１０ギリシャ

２０１０ギリシャ

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８日間の旅

個人手配旅行
エールフランス航空（21:55成田発）利用、パリ経由、ギリシャの旅８日間
航空券、ホテル、レンタカー予約

　【航空券　112,000円　・燃油ｻｰﾁｬｰｼﾞ　24,260円　・成田使用料　2,040円　

・現地出入国税　10,570円】　[114.97円／1ユーロ]

　5/25成田空港･為替ﾚｰﾄ

	気温 29℃/18℃ 　　日出6:02　日入20:28
晴

アルテミス
Artemis

ゼウスとレトの子で、アポロンと双子の女神。月の神であり狩猟と山野の神でもある。潔癖症の処女神。いつも弓と矢筒を持つ。

5:50

日の出

日の出を見るために早起きする。部屋からバルコニーに出ると、水平線が少し赤く染まりかけていて、あたりはシーンと静まり返っている。海からは心地よい風が吹いていて気持ちがいい。刻一刻と変わる太陽が作り出す幻想的な光のグラデーションに目が奪われる。「なんて美しいのだろう」と、大自然が作り出す神秘的な光景を眺めながら、自然に対する畏れにも似た不思議な感情が沸き起こる。一日の始まりである日の出を見て、とてもリフレッシュした清々しい気分になる。

Καλημερα.
(ｶﾘﾒｰﾗ)
おはよう

7:30

ホテルにて朝食

朝食会場も部屋と同様、白を基調とした明るい雰囲気のレストラン。大きな窓から自然光がたっぷり差し込み、天井が高く開放感がある。パン・卵料理・シリアル・ベーコン・ソーセージ・トマト・カフェオレ…。朝食をしっかりとって、一日を快適にスタートしよう！

8:45

ホテル・チェックアウト
ホテル前の教会をもう一度見に行く

何回見ても飽きない風景である。

9:00

ホテル～古代ティラ遺跡　【- 10.8km -】


Fira(1.0km) - Thiras-Mesarias(3.0km) - Thiras-Mesarias(0.8km) - amariou-Mesarias(6.0km)

古代ティラ遺跡へ向け出発、10.8kmの道のり。交通量は少なく快適なドライブである。ただ最後の2.0kmはすごい急こう配のつづら折りの坂道で、道幅はかなり狭い。石を敷き詰めた道なので、振動が車内に響く。途中、歩いて向かう人を数組見かける。この暑さの中、元気だな～。

9:30

古代ティラ遺跡[Αρφαια Θηρα]　(2ユーロ)

紀元前9世紀から栄えていた古代都市遺跡。サントリーニの最高峰、標高369mのメサ・ヴノ山脈の頂上にある。車は遺跡の手前までしか行けず、そこからさらに15分ほど山道を登らなくてはならない。現在は土台が残るだけだが、複雑なレイアウトから、高度な都市構造を見ることができる。また、遺跡からの景色はすばらしく、カマリ・ビーチやその先の空港まで見渡すことができる。

ゼウス	アポロン	ポセイドン

入口付近には紀元前4世紀頃の聖域跡が発見されており、切り出された岩に残るゼウス、アポロン、ポセイドンの三神を表す鷲、ライオン、イルカのレリーフは必見だ。

	カマリ・ビーチへ(3.0km)
	Kamari(3.0km)

古代ティラ遺跡から山道を下った所にカマリ・ビーチがあるので立ち寄ることに。途中、歩いている人や自転車で頂上に向っている人とすれ違う。かなりきつそうである。ビーチの手前には大きな無料駐車場がある。

10:40

カマリ・ビーチ[Καμαρι Παραλια]

火山岩でできた黒砂のビーチ。白砂のビーチのような眩しい美しさはないけれど海は青く澄んで綺麗。椰子の葉のパラソルも異国情緒を出している。ゆったりとしたどこか南国の雰囲気が漂い、海を眺めながらのんびり滞在したいところだが……。次の目的地であるワイナリーへ行かなくては！

	サント・ワインズへ(6.0km)
	Kamariou-Mesarias(3.0km) - Street(3.0km)

途中で、立派な教会を発見。今まで見てきた白の壁に青いドーム屋根の教会とはまったく違う教会だ。車を停めて見学することに。ただ、入口は鍵がかかっていて中に入ることができなかった。

10:40

サント・ワインズ[Σαντο Κρασις]

当初はワインのテイスティングをする予定だったが、車の運転もあるので止めることに。まずは、併設のお土産屋さんでお買い物。ここには、サントリーニのお土産がすべてそろっている。しかも、綺麗に陳列されており管理が行き届いていて買い物にはお薦め。

教会のミニチュア、
オリーブ・オイル・ソープ、
カレンダー他購入

買い物を終えたので、外のテラスで海を眺めながら一休み。とにかく、ここからの眺めは最高！！島と島の間の海峡を大型客船が白い波を引き連れて行き交う。輝く空と青い海の間を透き通った風をまとって海鳥が飛んでいる。青くどこまでも続く美しい海、降り注ぐ太陽、青い空に映える真っ白な建物、さまざまな伝説や古代遺跡……極上のリラクゼーションタイムだ。

アティニオス港へ(4.1km)

サント・ワインズの真下にあるアティニオス港に向かう。断崖絶壁にへばりつくように作られたヘアピンカーブの坂道をぐんぐん下る。カーブをひとつ曲がるたびに、ななめに傾いた車窓から紺碧の空とエーゲ海のパノラマがドラマチックに広がる。

	フィラへ(3.5km)
	Thiras-Megalochoriou(3.2km) - Fira(0.3km)

13:00

フィラ[Φιρα]　いつも賑やかな島の中心

海抜300m、火山灰の崖の上に立つ島の中心の街。崖の斜面にへばりつくように街が造られており、ここから見渡すエーゲ海、ネア・カメニ島の景色は圧巻。真っ白な可愛いホテルやブティック、ギャラリー、レストラン、カフェなどが所狭しとひしめき合いながら、眼下に広がる青い海と絶妙の調和を保っている。

昼食を食べに街の中へ

13:50

トースト・クラブで昼食[Τοστ Λεσχη]

テオトコプールー広場の近くにある24時間やってるファーストフード店。トースト・クラブの一番のおすすめはギロピタ。こんがり焼けた肉の塊を店員さんがナイフで素早くそぎ落とす。薄切りにした肉と一緒にトマトや玉ねぎ、ポテトなどをピタパンで巻いてくれる。手軽に食べられ、それでいて味も良い。

Θα παρω αυτο.
(ｻﾊﾟﾛｱﾌﾄ)
これを下さい

ケーブルカー乗り場へ

エリトルウ・スタヴルウ通り[Eritrou Stavrou]

14:30

テレフェリック（ケーブルカー）　(4ユーロ)

キャビンは6人乗りで、それが6両編成になっていて、400メートル以上の高低差をオールド・ポートまで一気に落下する。片道およそ5分の所要時間。真っ青なエーゲ海にダイブするような迫力満点のケーブルカーである。

オールド・ポート[Ολδ Ρορτ]

オールドポートは、フィラの真下にある小さな港。ここに来た目的はケーブルカーとロバに乗りたかったから。イアにしてもフィラにしても、街はカルデラ海に面した崖の上にある。その崖の上の街と港の間の運搬手段として古くからロバが活躍してきた。まだ時間もあるし、何軒かお店をのぞいてからロバに乗ることにしよう。

15:00

オールド・ポートからロバでフィラへ

ロバ乗リ場は、港から路地を1本山側に入ったところにあり、あたりは糞と動物特有の匂いがたちこめている。ここからフィラまで続く階段の数はおよそ600段。ロバはカラフルな布で覆われた鞍を身につけ、暑い日差しの中じっと客が乗るのを待っている。

ロバに乗ると、のろのろと階段を登り始める。最初は少し怖かったが、慣れてくると周りの景色を楽しむことができ、左手で手綱、右手でカメラ撮影も余裕である。ロバは気まぐれ、右に寄ったり左に寄ったり急に止まったり、まったくお構いなし。ロバはロバの道を行く～。15分位で頂上に到着、ロバくんお疲れ様！

カフェへ

Cafeカストロ[Καστρο]

歩きまわって疲れたら、カフェでひと休み。わんちゃんもカフェの入り口でひと休み。ピスタチオ・アイスクリームを注文。エーゲ海の風に吹かれながらテラスのイスに腰かけ、身も心もリラックス。抜けるような青空と太陽の光が輝く海、ここからの眺めはタメ息がでるほど美しい。最高に贅沢な時間の過ごし方だ。

大聖堂へ

ヒパパンティス通り[Hypapantis]

路地の両脇には、おもわず足を踏み入れたくなるようなステキなショップが軒を連ねている。

は人生の楽しみを再発見したかのようにキラキラと目を輝かせて、ショップめぐりを堪能している。

Μπορειτε να κατεβασετε την τιμη!
(ﾎﾞﾘﾃﾅｶﾃｳﾞｧｾﾃﾃｨﾝﾃｨﾐ)
安くしてください！

ギリシャでは買い物などの際に発行されるレシートを受け取らなければならないという法律がある。各店舗はレシートを発行しなければならず、購入した人はそれを受け取る義務がある。違反した場合は、罰金が科せられるので注意が必要。所かわればと言うけれど、世界にはずいぶん奇妙な法律やルールがあるものだ。そういうことを体験するのも、海外旅行の楽しみと言えるだろう。

17:00

ニコラス[Νικολας]

昔からある大衆的なタベルナで、地元の人も観光客も沢山来る人気のお店。しかし、今は17時、夕食にはかなり早い時間なのでお客さんは誰もいない。ギリシャの食事時間はとにかく遅めで昼食は14時、夕食は21時くらいだそうだ。

1時間ほど別行動をすることに。

は買い物に

は車で仮眠する。この後、アテネに戻り、そのままレンタカーで夜通し運転しカランバカへ向かうからだ。

サントリーニ空港へ(5.2km)

19:30

サントリーニ空港

レンタカー返却
2日間の走行距離
74.3km

20:55

サントリーニ空港発【エージアン航空】Αεροπορια Αιγαιου
A3359便（Airbus A321）

バスで飛行機まで移動しタラップを上ると、暗くなりかけけたエーゲ海の残照が空港を照らす。「さあ、これで本当にお別れだ」心地よい海風に髪をなびかせ、最後にもう一度振り返って、楽しい時間をたくさんくれたこの島にお別れを告げた。アテネ行きA3359便の機材はエアバスA321。シート配列は3-3で満席の状態。アテネまでは45分のフライトだ。

(走行距離：32.6km)
	[19,947歩]
1,440枚撮影

Αντιο.
(ｱﾃﾞｨｵ)
さようなら

21:40

アテネ着 [エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(ATH)]
[Διεθνες Αεροδρομιο Ελευθεριος Βενιζελος]

1階（Level0）到着ターミナル　レンタカーは出口3と4の間

空港に預けた荷物を受け取りに行く。
[5/28(9:23)～5/29(22:01)までで9ユーロ]

22:20

Nationalレンタカー Airport営業所

・2日間

・コンパクト、M、AC付き

・基本料、保険、税金

・109.21ユーロ

レンタカー予約サイトのautoeuropeで予約。Pick-Up・Drop-Offの日時と場所、車の種別など入力するとNationalレンタカーで109.21ユーロと表示される。大手レンタカーに直接予約した場合と比較すると、60ユーロから100ユーロも安い料金である。初めての予約サイトでちょっと心配…！

携帯用ハンディGPSナビ
ガーミン社製(nuvi250)

国際免許証、予約確認書、クレジットカード、日本の免許証を準備。手続きはスムーズに終了。レンタカーの駐車場まで200mほど歩く。駐車場は他のレンタカー会社と共有でかなり広いため、指定された車を見つけるのに苦労する。車は黒のBMW116iだ。スーツケースなど荷物をトランクに入れ、携帯用ハンディGPSナビ(nuvi250)をセット。これで、夜も安心して運転できる。